犬を飼うのに必要な費用 ~環境整備・グッズ編~

もくじ

犬を飼う 環境を整える

犬を飼うことが決まったら、犬と暮らしていくための準備が始まります。

飼い主さんと愛犬が、安心して暮らせるような部屋作りに必要なものをあげてみました。実際に迎い入れたら、その子に合わせ手を加えていくことになるかと思いますが、準備ができるものを確認しておくことは、飼い主さんの安心にも繋がるかと思いますので、犬が来てから慌てずに済むように、ご確認いただければと思います。

床選び

犬は本来、土の上で生活する動物です。ですが現代、犬は室内で飼育するようになり、多くのご家庭で見られるフローリングが、犬にとっては、踏ん張りが効かなかったり、指先に入れる力がうまく作用しなかったり、犬の体への負担を考慮される方が増えてきました。

命あるものとして、怪我や病気を完全に排除することはできませんが、犬への負担を軽減する工夫をされることは、犬の安全にはもちろんのこと、飼い主さまの安心にもつながってくるのではないでしょうか。

ご自宅の床が滑りやすようでしたら、一度検討してみてくださいね。

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窓選び

犬は吠える動物です。

吠えることで、自らの気持ちを表現したり、メッセージを伝えてくれます。ところが『トレーニングで吠える行動をやめさせればいい』と、思っている人がいるようなのです。確かに、他人に迷惑がかかるほどの吠えは、気をつけなければいけませんが、吠える動物の習性を完全になくすことはできません。そしてそれは、犬たちの感情表現を奪うことでもあるのです。
あなたは、大切に迎い入れる愛犬のメッセージを、受け取れない飼い主になりたいですか?

そこで、最近では「犬は吠える動物だ」ということを理解して、迎い入れる前に、二重窓にするご家庭も見られるようになってきました。あまり神経質になり過ぎることもないかと思いますが、住環境もそれぞれですので、一度検討してみてくださいね。
そして、近所迷惑が気になるようでしたら、前もって、ご近所さんへ挨拶をしておくこともオススメです。

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ゲート選び

犬は群れで暮らす動物です。なので、できるだけ一緒の空間で過ごすことが望ましいかと思いますが、犬にとって安全であること、そして、飼い主さんにとって安心できることも、優先されるべきだと思います。

そこで、犬が入っては危険な場所には、ゲートを設置することで安全を守れます。
例えばキッチンは、火を使ったり刃物を使ったり、また、犬にとって危険な食材を保管しているかと思います。更に、食べ物を保管している場所、と言うことは、犬にとっても魅力的な場所になるかと思います。一度犬が、犬にとって良い経験をした場合、再びその場所に入りたいと思うのは普通のことではないでしょうか。犬種や飼い主さんの俊敏性にもよりますが、キッチンには入れないようにする!と決めたならば、キッチンに入る経験を一度でもしないように、前もってゲートを設置しておくことをオススメします。

また、子犬期は、気になったものを全てと言っていいほど、口に入れ確認します。子犬としては、自然な行動ですが、口にしては危険なもの(お薬や電気コードなど)、誤飲につながるもの(ピアスや消しゴムなど)は、子犬が届かないところに置くようにするか、扉が付いてない場合、棚の前にゲートを設置することもオススメします。

犬を飼う 生活用品を整える

犬を飼うということは、新しい家族が増えるということです。

そのために、色々な生活用品が必要になってきます。
飼い主さんと愛犬が、安心して暮らすために必要なものや、お散歩に行くために必要なグッズをあげてみました。価格や機能もそれぞれですし、お迎えする犬種によっても必要な条件が異なってくるかと思いますが、犬が来たその日から必要になるものもありますので、事前に準備をしておきましょう。

ケージ選び

犬が安心して過ごせる空間を用意してあげましょう。

特に子犬のころは、ゆっくり休むことも成長に欠かせない要素になりますので、犬が安心して快適に過ごせるように、大きさや設置場所も考えましょう。基本的には家族みんなが過ごすことの多い、リビングにケージを設置することをオススメしますが、テレビの近くや、人の通りが多い場所ではなく、リビングの中でも比較的落ち着いた、そして、犬から家族の姿を見られる場所が望ましいかと思います。

また、お留守番のある子は、少し広めのケージにしてあげても良いかもしれません。愛犬が安心して過ごせるように、ベッドやタオルを置いたり、トイレへ行きやすいかなど、犬の行動の流れを予測して設置することも大切です。

ケージは屋根のあるもの、サークルは屋根のないものになります。
屋根のないものですと、飼い主さんが上から犬を触ることが増えるため、犬が二足歩行になりやすく、本来四つ足で歩行する犬への負担になってしまいます。なので、個人的には屋根付きのケージをオススメしますが、屋根が付いているものだと、トイレシートの交換や掃除をするときに不便だったりするので、開閉可能な屋根のものが使い勝手が良いかと思います。

また、ケージやサークルは、外から丸見えになるため、犬にとって落ち着ける場所と言うより、人にとって犬の管理がしやすいものだと思います。トイレトレーニングが済んでからは、半分タオルを掛けてあげるなど、犬が落ち着いて休憩できる工夫をされることもオススメです。

クレート選び

ケージやサークルと違って、中が見えにくいことから、クレートは、犬にとっても安心できる場所になるかと思います。

『狭い場所に閉じ込めるようで嫌だ』と思う飼い主さんもいるようですが、長時間ならまだしも、クレートで落ち着いて過ごせることは、犬にとっても安心できる場所が増えることであり、また、飼い主さんにとっても、移動のときや初めての場所で、愛犬は『クレートに入っていれば大丈夫』と思えることは、気持ちの余裕につながることかと思います。

また、犬をお迎えに行くときに、必要になることもありますので、一度入手先にご確認いただいても良いかもしれません。

クレートの大きさの目安:幅・・・犬が中でUターンできる、高さ・・・犬が中でオスワリして頭が付かない、長さ・・・犬が中でフセができる
*成犬になったときのことを考えて、サイズを選んでください。個人的には、布製よりプラスチック製の方が衛生面でオススメです。

トイレ選び

犬が安心してトイレができるように、また、トイレトレーニングがしやすいように、環境を作ることが大切です。

基本的にはケージの中に設置しますが、成長に伴って体の大きさに対してトイレが小さくなってきたり、オスであれば、足上げスタイルになることもあるので、トイレのサイズを大きくしたり、買い替えが必要な場合も出てくることもあるかと思います。
*サイズは、レギュラー・ワイド・スーパーワイドがあります。

そして、トイレトレーニングが済んで、ケージの外で過ごすことが多くなったとき、リビングにもうひとつトイレを設置する方もいらっしゃいます。その場合は、人の通りが多い場所や、目の届かない場所は避けるようにし、犬が落ち着いてトイレができる場所に設置してあげましょう。

その他 必ず必要になるもの

  • フードボウル 1,000~5,000円

犬種によって食べやすい器の形が違ったり、成長に伴って食事量も変動してきます。食事は、愛犬の健康を守るために大切なものになりますので、食べている様子を見て、食べやすい形のものや高さを調節してあげましょう。初めは、自宅で使っていない器でも十分です。

  • 水飲み 1,000~5,000円

犬にとって、水分補給も大切です。いつでも新鮮なお水が、飲めるようにしておいてください。特に、ドライフードを与える場合は、水分をたくさん取る必要がありますので、たっぷり飲める形(器型)を選んであげることも大切です。

  • フード (1kgあたり1,500円~)

犬が家に来て直ぐは、それまで食べていたものと同じものを与えると良いでしょう。犬が環境に慣れてきて、食欲や排便の様子に異常がなければ、飼い主さんの意向に沿ったものに、変更し始めても大丈夫です。その場合は、少しつづ新しいフードの割合を増やしていき、目安として1週間~10日くらいで、徐々に移行していくと良いと思います。特に子犬の時期は、体を作るとても大切な時期になりますので、必要な栄養素をしっかり与えることが大切です。

また最近では、手作りごはんを与える方も増えてきています。愛犬の手作りごはんセミナーもたくさん開催されていますので、興味のある方は調べてみてください。

  • ベッド

犬が快適に過ごせるように、ベッドはいくつか必要になってくると思います。サークルやケージ、一緒に過ごすリビング、一緒に暮らし始めたら、生活スタイルによって、寝室や他の各部屋に置くことになるかもしれません。また、洗っている間の替えや、季節に合わせて変えるなど、気付けばベッドだらけになっているかもしれませんね。

また、子犬の頃は齧って遊んだり、トイレトーニングが済む前は排泄をしたりしますので、安価なもの、若しくはご自宅で使い古したタオルなどでも良いかと思います。犬の成長に伴って、ベッドが痛むことも少なくなるので、愛犬や飼い主さんの好みのものに買い換えても良いと思います。また、シニア用に体の負担を考慮して、作られているものもありますので、年齢によって検討してみてください。いずれにしても、ベッドは消耗品です。

  • 首輪、ハーネス&リード 2,000~15,000円

犬とお散歩に行くときは、必ずリードを付けなくてはいけません。犬と飼い主さんが安全に過ごすためにも、とても大切なアイテムになっていきますので、愛犬の体型に合わせて、適切なものを選んであげてください。また、成長に伴い、サイズを調整したり、買い替えが必要になります。劣化していくものでもありますので、愛犬を守るために定期的に安全性を確認することも大切です。

また、お散歩に行くときは、お散歩バックを持ち歩いている人がほどんどです。バックの中はそれぞれかと思いますが、うんち袋とティッシュ、おしっこをしたときに流す水、または、マナーパンツ(地域により様々)、犬にあげる水やオヤツなどを持ち歩いている人が多いようです。

  • オモチャ、オヤツ

犬とのコミュニケーションを取るとき、オモチャやオヤツは必ず必要になってきます。そして、消耗品です。犬が来てから好みのものを見付けてあげられるように、素材や噛み心地、匂いや大きさ、また、子犬を飼うようであれば、子犬が食べて大丈夫なものなど、事前に調べておくこともオススメです。

その他、犬種や生活スタイルで必要になってくるもの

  • ブラシなどのケア用品
  • キャリーバッグ、カート
  • 消臭、衛生グッズ
  • 夜間お散歩ライト、懐中電灯
  • ドライブ用品・・・など

最後に

犬を迎い入れたら必要になってくるものがたくさんあります。
実際に犬と暮らし始めたら、ご自身や愛犬の好みが特定されるまで、たくさんのものが増えていくことになるでしょう。

犬を飼うということ、ひとつの命を迎い入れるということは、経済的な理由も含めて、簡単なことではありません。一度迎い入れたら10年以上に渡って、その犬生を守っていく責任が生まれます。愛情だけではどうにもならないこともあるのです。

しかしなから、一度でも犬との暮らしを経験された方が、再び犬を迎い入れたいと思うのは、その存在に一喜一憂しながら、人の暮らしをより豊かなものにする存在になっていくからではないでしょうか。

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