犬と暮らす!床の滑り止め対策オススメ4選!

いつまでも愛犬に健康でいてほしい!犬と暮らす人にとって、誰もが思うことなのではないでしょうか。私もその一人。愛犬を迎い入れてから、フローリングで滑りながら走り回る姿を見て、足腰への負担が心配になり、色々と試してきました。

現代の住宅環境は、戸建でもマンションでも、フローリングがメインになっています。そして、フローリングは、犬にとっては滑りやすく、足腰への負担になってしまいます。それを軽減するために、今ではたくさんの滑り防止マットなどがあります。その中で、私自身が試してきたものの、メリット・デメリットをあげてみました。参考になったら嬉しいです。

もくじ

犬が滑りにくい工夫をする必要性について

愛犬の体への負担の軽減

犬は本来、土の上で生活する動物ですので、指先に力を入れて歩いたり、走ったりしています。ですが現代、多くのご家庭で見られるフローリングは犬にとっては、踏ん張りが効かなかったり、指先に入れる力がうまく作用しなかったり、筋肉や骨格に悪い影響を与え兼ねません。また、走り回ったりするのは当然のこと、他にも、飛び降りたときに骨折してしまった事例もあるのです。

怪我や病気は、命あるものとして、完全に排除することはできませんが、できる限りの対策をして、犬への負担を軽減するということは、犬の安全にはもちろんのこと、飼い主さまの安心にもつながってくると思います。

日常の愛犬の行動も守りたい

犬は本来、獲物を取るときのパートナーだったり、家畜動物をまとめたり、また外敵から守ったり、犬としての能力を発揮することで人と協力して暮らしてきました。しかし現代は、ほとんどの時間を室内で過ごし、その能力を発揮する場所はなく、代わりに、ボール投げや引っ張りっこ、オモチャを追いかけたりして遊んでいます。

飼い主さんも、愛犬の欲求を満たすために、犬の習性を活かした遊びをしてくれていると思います。遊びは楽しいものですので、犬は夢中になって遊び、楽しくなって興奮したとき、ヒヤッとしたこともあるのではないでしょうか。

また、家族が帰宅したとき、インターホンが鳴ったとき、気になる物音がしたときなど、急に愛犬がソファーから飛び降りたり、階段を下りたりする場合からも、安全に守ってあげたいですね。

犬の滑り止めワックスについて

私が一番初めに試したのは、犬用の滑り止めワックスでした。しかし、乾かすために何時間もかかるわりに、効果が長続きしなかったので、直ぐに断念。続いて、長期保証の専門業者に頼んだのですが、私の手入れの仕方が悪かったのか、1年程度で効果が薄れてきてしまいました。

そんな中、犬は指先で立っているので、踏ん張れることが大切!お散歩もコンクリートの上ばかりではなく、土の上も歩かせるように!というお話を聞き、更に、指先で踏ん張らない環境が続くとベタ足になり、骨格への歪みに繋がるということを学んだのでした。ワックスの効果が完璧だったら、このお話も聞けなかったかと思うと、効果がなくて良かった、と思っています。

犬の滑り防止マットを探そう!

犬の滑り防止マット選び

犬の滑り止めマットは、サイズはもちろんのこと、素材や柄、機能付きのものなど、たくさんの種類があるので、いくつかお好みのものを選択して、使用する場所や用途に分けても良いでしょう。

個人的なオススメ順に、それぞれのメリットとデメリットをあげてみましたので、参考になればと思います。生活スタイルに合わせて、使い分けても良いかもしれません。

NO.1 ジョイントマット

【メリット】 【デメリット】
・優れた弾力性によって、犬の足腰への負担が軽減される ・子犬の間は、ジョイント部分に興味を示して噛むことがある
・夏涼しくて、冬温かい ・トイレトレーニング中は、掃除が手間と感じることもある
・飼い主さんにとって、ふかふかで気持ちが良い ・重たいものを乗せると凹む
・遮音効果がある ・月日が経つにつれて、ジョイント部分に隙間ができる
・汚れた部分だけ外すことができ、お手入れが簡単 ・この隙間からゴミが入る
・無地や木目調など、デザインが豊富 ・犬の爪で、表面がボロボロと剥がれてくる
・床暖房対応のものもある

 

NO.2 カーペット

【メリット】 【デメリット】
・犬の足腰への負担が軽減される ・犬のよだれや排泄などが、染み込みやすい
・飼い主さんにとっても靴下で滑ることがない ・匂いが気になる
・遮音効果がある ・夏暑い
・タイルカーペットの場合、お手入れが簡単 ・こまめなコロコロや掃除機掃除が必要
・カラーバリエーションを楽しむことができる ・犬が走り回ったり摩耗することで、表面がボロボロと毛羽立つ
・教習、抗菌効果があるものもある ・毛足の長いものは、犬の爪に引っかかったり、抜け毛が絡む

 

NO.3 コルク

【メリット】 【デメリット】
・犬の足腰への負担が軽減される ・湿度によって、収縮する
・天然素材で暮らすことができる ・薄いものの場合、端から破れてくることがある
・夏涼しくて、冬温かい ・水分を含むと乾いても波打つ
・厚みによって、弾力性を選ぶことができる ・重たいものを乗せると凹む
・飼い主さんにとっても靴下で滑ることがない ・犬の爪で、表面がボロボロと剥がれてくる
・遮音効果がある ・デザイン性にかける

 

NO.4 クッションフロア

【メリット】 【デメリット】
・犬の足腰への負担がフローリングよりかは、軽減される ・犬が走ったり飛んだりしたときに、グリップが効きにくい
・耐久性に優れているので、犬のよだれや排泄など、拭き取ることができることで、清潔を保てる ・爪が引っかかりにくい
・フロアモッフやクイックるワイパーでの、掃除が簡単 ・部分的な交換ができない
・デザインが豊富 ・重たいものを乗せると凹む
・床暖対応のものもある

 

犬の行動や生活スペースでの使い分けもオススメ

色々試した結果、現在は

  • メイン:コルクのジョイントマット
  • 走り回るところ:滑り止め仕様のクッションフロアー
  • トイレ周りなど拭き掃除を頻繁にするところ:クッションフロアー
  • 重い物が乗るダイニングテーブルまわりはカーペット

と使い分けをしています。

メインで使っているコルクのジョイントマットはオススメですが、床暖対応ではないので、次回は床暖対応のジョイントマットを試してみたいと思っています。一面に引き詰めてしまうと、なかなか交換する気になれなくなってしまうので、その点でもジョイントマットはオススメ。一部、涼める場所を設けておくこともオススメです。

最後に

初めて、滑り防止マットを敷いたとき、確実に愛犬の動きが変わりました。それまで、負担をかけていたかと思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいになり、それ以来、フローリングで過ごすことは避けるようになっています。

愛犬の健康を守るために、できる限りのことをしてあげたいと思っています。犬にとって安心して暮らせる環境を整えること、犬への負担を軽減できることは、飼い主さんの安心にもつながると思うからです。

お散歩でも、コンクリートの地面ばかりではなく、時々は土の上を歩いたり、芝生の上を思いっきり走らせてあげることも、オススメです。

滑り防止マットは、一回敷いたら一生ものではないと思っています。日々の生活の中で傷んでくことは、愛犬が元気で動き回っていてくれている証拠なのです。マットは消耗品だと思って、いろいろ試して、愛犬やご家族の生活スタイルに合ったものを探してみてください。

また、使ってみて良い物があったら、随時更新していきますね。愛犬思いの飼い主さんの、参考になったら嬉しいです。

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